本日も世界の最新プライシングニュースをお届けしたいと思います!
今回は以下の3本を紹介したいと思います。
コビー・ブライアントの高過ぎる追悼式チケット
今年1月にヘリコプター墜落事故によって41歳の若さでなくなったNBAスターのコービー・ブライアント。彼の追悼式が今年の2月24日に所属チームの本拠地であったステイプルズ・センターで行われました。その追悼式にはなんとチケットが必要であり、価格は高いものだと25,000円もしました。
こうした「追悼式」における高額チケット販売にファンから批判が集まりました。あるファンは「人の死を使用しておかん儲けをしようとするチームの姿勢にうんざりだ。」とコメントしました。一方で別のファンは「私にはなぜ多くの人が追悼式にチケットが必要だということに腹を立てているのか全くわからない。集まったお金は彼の基金や他の犠牲者に向かうのに。」とコメントし、賛否両論となっています。
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フランス政府は2500億円に及ぶ文化復興計画を発表
フランス政府は文化産業復興に向けた大規模支援を発表しました。2500億円のうち280億円はライブ・イベント関係者支援に充てられるといいます。また、個人経営の劇場には総額13億円が支援されます。同時に、ソーシャル・ディスタンスを保った営業によって膨れ上がった損失の埋め合わせとしての支援も9月1日から開始されました。
さらに、800億円もの資金が文化遺産の再生に使われます。
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開催キャンセルされた今年のフェスティバル返金が2022年までされず
チケットマスターによると今夏開催がキャンセルされたフェスティバルのチケットを購入した人向けの返金が早くとも2022年になると言います。コロナウイルスの感染拡大により、Graspopメタルフェスz(ベルギー)など多くの大規模イベント開催がキャンセルされました。事前にチケットを購入していた人向けの対応策が練られました。複数のフェスティバルでは、ある条件を満たした場合にのみ返金作業に対応し、多くの人は2021年・2022年版のフェスチケット引換券を代わりに受け取るといいます。「こうした対応策は、フェスティバル・セクターを支えるために作られた。まずは、こうした引換券が受け入れられるのか尋ねる」と、チケットマスターの担当者は話しました。チケット購入済みの人が、来年以降のフェス引換券を受け取り、返金希望者は早くとも2022年まで受け取れないという対応策の背景には、こうしたライブ産業の懐事情が加味されているのです。
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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後はこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!
(ダイナミックプラス 菊川)
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